2023.11.17読み物
お歳暮の正しいマナーとは?(送る時の基本マナー編)
皆様こんにちは。 「ハーモニアダイニング」の運営チームのHです。
11月も半ばが過ぎ、今年も残り1月半となりました。
そろそろ年末に向けての計画や行動を計画し始める人もいるのではないでしょうか?
今回は当サイト内でも取り扱っている「お歳暮」にスポットを当てていきたいと思います。
とは言ったものの、私自身も個人的に「お歳暮」を贈る機会もなく正直言うと正しいマナーは把握しておりません。
インターネットやスーパーでお歳暮商品を目にするが、金額もピンキリでどれを選んだら良いのかよくわからない…こんな感じの方もいらっしゃると思います。
そこで、今回の記事を通して皆様にもわかりやすくマナーが学べたらと思ってます!
(書くことが盛りだくさんな為、「送る時」と「選ぶ時」の2回に分けて紹介していきます)
①「お歳暮」って何のために送るの?
まず最初に「お歳暮」を贈る意味って皆様知ってますか?
社会人経験の豊富な方やご年配の方などにとっては常識の範囲だと思いますが、若い世代やお歳暮を贈る機会の少ない方(もしくは初めての方)にはわからないと思います。
一般的に「お歳暮」とは1年の感謝の気持ちをこめて贈り物をします。
お歳暮を贈る際は挨拶状を書き、贈った旨を電話などで連絡するのがマナーです。
お歳暮は寒い冬の年越しに役立つ品物、高級感のある肉や海鮮類、お菓子の詰め合わせは年末にぴったりの品物になります。
相手の好みを事前にリサーチしておくと、感謝の気持ちが伝わる素敵な品物を選べるでしょう。
②お歳暮を贈るときのマナーとは?
お歳暮を贈る際はさまざまなマナーがあります。
確認しておかないと、知らないうちに相手に不快な思いをさせてしまうかもしれませんのでご注意を!
a.お歳暮を贈る時期は東日本と西日本で違う
お歳暮を贈る時期は東日本と西日本で異なります。
マナー違反にならないようにしっかり確認して送りましょう。
地域 | 全国 | 東日本 | 西日本 |
---|---|---|---|
時期 | 12月13日から12月20日 | 12月初旬から12月末 | 12月13日から12月末 |
12月13日は「正月事始めの日」と言い、お正月の準備を始める日とされています。
この日から贈り始めるのが全国では一般的なようです。
ただし、年末は大掃除や年越しの準備で慌ただしい場合も多いでしょう。
感謝の気持ちを込めての贈り物なので贈る時期は参考程度にし、相手の負担にならない時期を選ぶなどの配慮も忘れないようにしましょう。
b.のしは水引を使う
お歳暮ののしは紅白蝶結びの水引をつかいます。
紅白蝶結びの水引の意味は次の通りです。
紅白:お祝いごと
蝶結び:何度でも結びなおせることから、繰り返してもお祝いできる慶事やお礼
のしにはそれぞれ意味があり、正しく使うのがマナーです。
同じ紅白でも「結び切り」は、病気の快気祝いなど、1度切りであってほしい場合に使うので使い分けましょう。
c.忌中のお歳暮は要注意
忌中の場合も、お歳暮を贈ってもマナー違反にはならないってご存じですか?
例年通りに相手への感謝の気持ちを伝えましょう。
ただし、次の2つの点に気を付けてください。
・お歳暮の時期が四十九日と重なっている場合は年明けの1/7に寒中見舞いとして贈る事。
・のしは紅白の水引は避け、白無地や短冊をかける事。
忌中は相手が慌ただしく過ごしている可能性も考え、配慮のある贈り方を心掛けるようにしましょう。
d.お歳暮を贈らない方がよい職業
お歳暮を贈る相手の職業によっては、前もって確認が必要になる場合があります。
特に相手が公務員や取引先の場合は注意をしましょう。
【公務員】
利害関係が生まれるので禁止している場合があります。
どうしても感謝の気持ちを伝えたいときは、相手に確認を取ると安心です。
【取引先】
取引先もお歳暮によって利害関係が生まれる可能性があり、会社のルールとして禁止している場合があります。
お世話になっている相手に感謝の気持ちを伝えるためであっても、かえって困らせてしまう可能性がありますので注意が必要です。
贈りたい相手には事前に「いつもお世話になっているのでお歳暮をお贈りしてもよろしいでしょうか?」などと、感謝の気持ちを添えて確認を取るのが良いかもしれませんね。
いかがでしたでしょうか?
長くなりましたが、こちらでお紹介したのは「送る時の基本マナー」になります。
次回は「選ぶときの基本マナー」についてご紹介したいと思います。