2024.08.02読み物
もうすぐお盆ですね🌻
皆様こんにちは!ハーモニアダイニング運営チームのMです。
8月に入りましたが、いかがお過ごしでしょうか?日に日に暑さが増していますので、熱中症にはお気を付けくださいませ。
今回はお盆についてのお話です。
世間では長期休みとして実家に帰省される方も多いと思います。
毎年のニュースで高速道路の渋滞や新幹線・飛行機の満席の報道などがされていますが、皆様はどう過ごされますか?
皆様にとって、改めてこの機会に「お盆」について知る機会になればと思います。
お盆について
お盆は日本の伝統的な行事の一つで、ご先祖様を敬う大切な時期です。毎年8月中旬(地域によっては7月)に行われるお盆は、仏教の教えに基づきご先祖様の霊が現世に戻ってくるとされる期間です。この期間には、家庭で仏壇に供物を捧げたり、墓参りをしたりと、家族が一堂に会して先祖を迎える準備を行います。
-お盆の起源
起源は、インドの仏教にある「盂蘭盆会(うらぼんえ)」とされ、これが中国を経て日本に伝わり、日本独自の風習として発展しました。盂蘭盆会は、苦しみの中にある霊を救うために始められた儀式で、日本ではこの儀式が先祖供養と結びつき、今日のお盆の形式になったといわれています。
お盆の始まりは、迎え火からです。お盆の初日に家の門や玄関で焚かれる迎え火は、ご先祖様が迷わず家に戻って来られるようにとの願いが込められています。また、お盆の終わりには送り火を焚いて、ご先祖様を再びあの世へ送り出します。京都の「五山送り火」などは、その代表的な行事です。
お盆の期間中には、盆踊りも多くの地域で行われます。盆踊りは元々、ご先祖様を慰めるための踊りでしたが、現在では地域の祭りとしての側面も強く、夏の風物詩となっています。
毎年8月12日~8月15日には、徳島県の「阿波踊り」が行われています。「踊る阿呆に見る阿呆」という有名な囃子言葉と共に技術を磨いた踊り手の方々の映像を見ると、夏を感じますね。
また、お盆の習慣としては、墓参りも重要です。家族が集まり、墓を清掃し、花や供物を供えて、先祖への感謝の気持ちを伝えます。これにより、家族の絆が深まり、先祖への敬意を新たにする機会ともなります。
現代のお盆は、都市部では昔ほど厳格に行われないことも増えましたが、それでも多くの家庭で続けられており、日本の文化と精神性を色濃く残しています。お盆の期間中に帰省ラッシュが起こるのも、家族が集まって先祖を供養するという文化の大切さを物語っているようですね。
お盆は、単なる休暇以上の意味を持つ時期です。先祖を敬い、過去と現在、そして未来をつなぐ時間として、大切にしたい行事の一つですね。
ここまでお読みいただきありがとうございました!次回もお楽しみに。