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2024.02.16読み物

ローストポークの歴史~古代から現代までの旅~

皆様こんにちは。ハーモニアダイニング運営チームのMです!

2月も中頃になり、徐々に日中の気温が高い日が出てきましたね。

とはいえ朝晩はまだまだ寒い日が続いておりますので、くれぐれも体調にはお気を付けくださいませ。

前々回のブログで、当店で取り扱っている「レアローストポーク」をご紹介いたしました。

ローストポークは、香ばしく焼き上げられた豚肉の料理であり、その歴史は古代にまでさかのぼります。意外とその食べ物の歴史って知らないことも多いですよね。今回は、古代から現代までのローストポークの歴史やその進化と人々の食卓での役割をご紹介いたします。

ローストポークの歴史 

  

ローストポークはヨーロッパで生まれた料理です。

古代ローマ時代には、ローストポークは贅沢な食べ物として扱われ、宴席や祭りで提供されていました。ローマ人は、豚肉を焼くための特別な器具や調理法を開発し、豊かな調味料やハーブを使って風味豊かな料理を作り出しました。

中世ヨーロッパでは、ローストポークは貴族や富裕層の食卓でよく見られました。大きな豚を焼くことは、富と豊かさの象徴とされ、宴席や祝宴で豪華な料理として提供されました。特にクリスマスや宗教的な祝日には、ローストポークが重要な料理として振る舞われました。

近代になると、ローストポークは一般的な家庭料理として普及し、様々な地域で独自の調理法や味付けが発展しました。オーブンやグリルを使った焼き方が一般的であり、家庭での晩餐やパーティーの定番料理として愛されるようになりました。

イタリアの伝統料理「ボルケッタ」

現代では、ローストポークは世界中で愛される料理となり、さまざまなレシピやバリエーションが存在しています。

豚肉の塊をローストした「ポルケッタ」という料理をご存じでしょうか?ポルケッタはイタリア料理で人気の豚の丸焼きのことで、日本にあるイタリアンレストランなどでも食べることができます。

「ポルケッタ」とは、イタリアで古くから作られている伝統料理です。古代ローマ時代には、カーニバルや収穫祭のおもてなし料理として食べられていたといいます。発祥はどこかはっきりとわかっていませんが、ラツィオ州のアリッチャやウンブリア州のヴェネツィアなどの郷土料理として広まっているようです。

「ポルケッタ」とはイタリア語で「豚の丸焼き」を意味し、その名の通り子豚を丸々ローストして作られます。外側は皮がパリパリと香ばしく焼け、中の肉はしっとりとジューシーなのが特徴です。かつてはお祝いの席や特別な記念日などに食べられていました。

ポルケッタはイタリア全土に定着し、20世紀に入るとイタリア移民を通してアメリカへも伝わりました。アメリカでは「ローストポーク(イタリアンローストポーク)」と呼ばれ、サンドイッチの具材としても人気があります。あらかじめ肉に塩やこしょう、にんにく、ローズマリーなどのハーブで下味をつけるので、シンプルながらもしっかりとした味がついているのが特徴です。

そのままはもちろん、パンにはさめば、肉の旨みがパンにしみ込んでおいしく食べられます。ワインとの相性も良く、豚肉が持つ甘みと脂のバランスを堪能することができます。

もともとは、羊飼いが野営する際に地面に穴を掘り、燠火の上で豚を蒸し焼きにしたのがはじまりだといわれています。現在ではオーブン調理するのが一般的ですが、伝統あるイタリアの豚料理は世界中で親しまれています。

写真を見ると、私たちが普段イメージする「ローストポーク」とは違った印象を受けますね。
こちらもとても美味しそうです!

いかがでしたか?現代では、ローストポークは世界中で愛される料理となり、さまざまなレシピやバリエーションが存在します。当店の「地中海ポーク・レアローストポーク」など、素材の選定や調理法の工夫によって、ローストポークの味わいや食感を楽しむことができます。

ローストポークは、古代から現代に至るまで愛され続けてきた料理であり、その歴史は豊かで多様です。様々な文化や時代を通じて進化し、人々の食卓を彩ってきました。

当店の「レアローストポーク」も皆様の食卓を彩る一つのスパイスとして、楽しんでいただけたら嬉しいです。

ここまでお読みいただきありがとうございました!次回のブログもお楽しみに。

ローストポークの歴史~ 古代から現代までの旅~